「赤ちゃんファーストで」 液体ミルク 小池百合子都知事が解禁要望


 国内で販売が認められていない乳児用液体ミルクについての関係者会合が7日、初めて開かれ、加藤勝信女性活躍担当相や小池百合子東京都知事らが参加した。

 政府は東京五輪・パラリンピックで来日する海外客の対応を含め、平成32年ごろの解禁を目指している。

 小池知事は「有事の際に水もガスも使えない中で、粉ミルクを使うのは困難。育児の軽減もあり、ぜひ『赤ちゃんファースト』でお考え頂いて」と加藤担当相に推進を要望した。

 業界団体の日本乳業協会の川村和夫会長は液体ミルクの必要性を認めながらも、「高いレベルの安全安心を確保するには、製造に至るまでさまざまな課題を解決しなければならず、時間がかかる」と述べた。

 液体ミルクは、粉ミルクと異なりお湯が不要で手間がかからない。厚生労働省が製品の規格基準づくりを担い、消費者庁が食品表示の許可を検討している。