元KAT-TUN田口 脱退から1年でメジャーデビューの裏にジャニーズの“歴史的転換”


異例の早さでソロデビューが決まった田口

 昨年、アイドルグループ「KAT-TUN」を脱退し、ジャニーズ事務所を退社した田口淳之介(31)が、ソロでメジャーデビューすることが決まった。これまで元ジャニーズタレントが、やめて1年もたたずに芸能界で大手を振って活動することなど考えられなかった。それがいったいなぜ?

 昨年3月にジャニーズを辞めた田口は個人事務所を立ち上げ、インディーズで活動してきたが、このたび、大手レコード会社のユニバーサルミュージックと契約。4月5日にシングル「Connect」をリリースする。2年間の専属アーティスト契約。

 KAT-TUNのメンバー、ジャニーズ事務所から慰留されたにもかかわらず、自分の意志を貫いて辞めた田口が、退社から1年もしないうちにメジャーデビュー決定というのは、少し前までならば考えられない話だ。

「ジャニーズを辞めた人たちは、芸能界にいるにしても表立って活動はできなかった。たとえば、同じKAT-TUNだった赤西仁もインディーズで活動している。その理由は、テレビ局など各所に強い影響力があるジャニーズ事務所の意向があったから」と芸能プロ関係者。

「ジャニーズを辞めたら、今までみたいにやっていけない!」というのが芸能界の一致した認識だったわけだが昨年、歴史的大転換を迎えたという。キッカケとなったのはもちろん、SMAP解散騒動だ。

「木村拓哉以外の独立派のメンバーを『スマスマ(SMAP×SMAP)』で公開生謝罪させたことが原因で、強権を振るうジャニーズ事務所、特にメリー喜多川副社長にファンから批判が集中。すっかり悪者扱いされた事務所サイドもさすがに参ってしまい、これまでの方針を変えることにした。基本的にジャニーズ以外のことには不干渉で、辞めた人間の芸能活動にも口を出さないことにした」と前出関係者。

 当然、元SMAPの“独立派”4人が今後、退社しても、ジャニーズとしては干渉するつもりはまったくないという。

 ジャニーズ事務所がこれまでの方針を変えたことは業界中に知れ渡っている。それによってある大きな変化が出てきそうだ。男性アイドルグループが次々と誕生するというのだ。

「これまでどの芸能プロダクションも、男性アイドルグループはなかなか手掛けられなかった。ジャニーズの“横ヤリ”が入るからです。やるにしても、ジャニーズにかなり気を使っていた。だけど、今後はもう干渉されることはないとわかったので、大手芸能プロは年内に男性アイドルグループを誕生させ、一気に仕掛けると話題になっていますよ」(テレビ局関係者)

 SMAP解散騒動が思わぬ形で芸能界に“地殻変動”を起こしたと言えそうだ。